Last Modified 04/01/02

(3)ADSLモデムに関する情報

 

(D)その他、モデムに関連する情報
 

 モデムの詳しい取扱説明書
 モデムの設置と電話配線工事
 モデムの最新ファームウエア
 モデムのIPアドレスを忘れた時
 TE/4CのACアダプタに不良品
 モデムがカチカチ鳴る・インターネット接続が時々止まる
 モデムに接続するハブにアップリンクポートがあるのかわからない、または無い

 

 モデムの詳しい取扱説明書


TNCで採用されている「MegaBitGear TE4111C/TE4121C」についての詳しい情報は製造元の住友電気工業のホームページでは入手できませんが、同じものを採用しているイー・アクセスのホームページで得られる情報が参考になります。 PDFファイルをダウンロードできますので手元においておきましょう。   なお、アッカ・ネットワークスでも「スタートアップマニュアル」「ハイエンドユーザー向けマニュアル」がホームページからダウンロードできるようになっておりますが、PPP認証IDをパスワードとして入力する必要があるので 非会員は入手することができません。

なお、2002/01中旬より新規契約者にTNCより出荷されているセットアップガイドは2部構成になっており、それWindows XPに関する記載など、従来のものより 大幅な改訂が実施されております。 最新版をお持ちでない場合はTNCのホームページよりダウンロードしておきましょう。

 

モデムの取扱説明書の入手先

 セットアップガイド/ADSLモデム情報 (TNCの情報)

 モデム設定ガイド (イーアクセスの情報)



 

 モデムの設置と電話配線工事


TNCではADSLモデムの設置はユーザー自身がスプリッタやモデム等の接続実施するDIYプランが一般的になり、自信のない方については宅内派遣工事を依頼する方法となっております。 派遣工事を依頼すると初期費用は12,500円 がかかります。

電話回線に特別の機器が接続されていなければ簡単に(数分で)取り付けることが出来ます。 しかし、ホームテレホン、ガス自動検針装置、ガス漏れ自動警報装置、セキュリティシステム、スカイパーフェクTV のペイパービューシステムなどの装置を利用されている場合はスプリッタの後にそれらの機器を接続する必要があり、自分で作業するには手に負えないと思われます。 
 

ADSL加入申込書の具体的な説明図
TNCのホームページには詳しい情報は記載されていませんが、ADSL加入申込書の中に具体的に「宅内配線の変更工事が不要の例」、「宅内配線の変更工事が必要な例」がのっております。 以下の場合に該当する方は、確認されておいた方が良いでしょう。
  ・電話端子が複数あり、複数台の電話機が接続されている場合
  ・ホームセキュリティを利用している場合
  ・CS放送の機器がある場合
  ・ガスの集中監視盤がついている場合
   
ガス漏れ自動警報装置の例
こちらのタイプは、屋外のガスメータの近くに設置されるタイプです。 写真のガスメーターの上に設置されているBOXが装置です。 装置から電話線が保安器に、制御信号線がガスメーターに接続されております。 

最近はこちらの屋外タイプが採用されているようです。 屋内に以下のようなコントローラーが設置されていなくても安心できません。 わからない場合はガス会社に問い合わせた方が良いでしょう。
 
   
自宅に装着されているガス漏れ自動警報装置です。 ガス漏れセンサーが異常と判断すると、この装置よりガスメータについている遮断弁を作動させてガスの供給がストップされる仕組みです。 同時にこの装置が 自動的にガス警備会社に対して電話で自動通報します。 ガス警備会社から折り返し、確認の電話が入る仕組みです。

こちらの写真は屋内に設置されるタイプです。矢崎総業製の「自動伝送用コントローラーC、YCB-15L」で、大きさはB5サイズ程度です。 台所付近にこのコントローラーが設置されております。
 


ADSLモデム設置と電話回線工事に関する情報ページ
 T-com / 宅内工事が必要な例/不要な例
 サ〜ラ・インターネット / ホームテレホン、ビジネスホンをお使いの場合
 サ〜ラ・インターネット / ドアホンアダプターのある場合
 サ〜ラ・インターネット / 回路付きの切替器のある場合
 サ〜ラ・インターネット / 外付けの回線選択装置(LCR)が設置されている場合
 サ〜ラ・インターネット / ガス自動検針(NCU)のある場合
 サ〜ラ・インターネット / 電話機、CSペイパービューのブランチ配線の誤り
 アッカ・ネットワークス  / 電話などの付加サービス
 NTT西日本 / 接続イメージ図
 Yahoo!BB Tech / 電話中しかインターネットができない場合の対策
 Yahoo!BB Tech / ホームテレフォンを使用している場合
 Yahoo!BB Tech / PBXを使用している場合
 Yahoo!BB Tech / 宅内にモジュラージャックが複数ある場合


 
 モデムの最新ファームウエア


出荷の段階では最新のファームウエアが装着されておりますが、各種の対策などによりバージョンアップが実施される場合があります。 特にTE4121CモデムのVer1.06では、8M接続時に通信トラブル回避の対策がされており、接続状況が悪い場合の回避策として有効な手段となります。  必要に応じてバージョンアップをいたしましょう。
 


TNCのホームページで最新版のファームウエアと、その変更方法が公開されております。 
TNCのモデム情報のページはこちら。。。

現在TE4121CについてはVer1.06が公開されておりますが、それ以外のモデムにつきましては公開されておりません。(2002/03/29現在)

最新版の状況
 TE4121C       Ver1.06  公開中
 TE4000(TE4111C)  Ver1.22 非公開
 TE/4           不明   非公開 


なお、バージョンアップの作業は決められた手順どおりに実施すれば簡単に実施できるものですが、書き込み失敗によりモデムが稼動しなくなってしまうことも予想されます。 バージョンアップは自己責任で実施してください。

また、同じモデムを採用しているT-com、イー・アクセスでも最新ファームウエアを公開しております。 イー・アクセスについては旧ファームウエアも公開していること、公開がTNCと比べて3ヶ月ほど早くから実施されているなど、TNCと比較してファームウエアの公開については積極的に実施されております。
 

イー・アクセスでの公開ファームウエア(2002/03/30現在)

TE4121C

Ver1.06(最新)

Ver1.04(旧)

TE4111C

Ver1.22

TE/4C

Ver5.00

 

TE4121CのVer1.06についてはTNCで公開されているファームとイー・アクセスで公開されているもの全く同じ内容でした。 今後のバージョンアップも中味が同じファームウエアであるという保証はありませんので、 必ずTNCのホームページで公開されたものを適用しましょう。
 

モデムの最新ファームウエア情報

 T-comのファームウェア バージョンアップのお知らせ
 イー・アクセスのモデム設定ガイド


 

 モデムのIPアドレスを忘れた時


TNCの出荷時設定から変更した後に、モデムのIPアドレスがわからないと管理メニューを表示することができません。  パソコンの設定がDHCPによるIPアドレス取得(IPアドレスを自動的に取得)になっている場合は、モデムのIPアドレスはデフォルトゲートウェイとして登録されています。 デフォルトゲートウェイのIPアドレスは以下のコマンドで参照することができます。
 

 Windows95/98 の場合:  DOSプロンプトを起動して"winipcfg"を実行し"Default Gateway"を確認する
 WindowsNT/2000 の場合:  コマンドプロンプトを起動して"ipconfig"を実行し"Default Gateway"を確認する
 MacOS の場合:  コントロールパネルの"TCP/IP"を開いて、ルータアドレス"を確認する


 

 TE/4CのACアダプタに不良品


イー・アクセス のホームページで記載されていた内容ですが、住友電気工業鰍フADSLモデム「TE/4C」に同梱されて出荷されたACアダプタの一部に不具合品があるようです。 この問題となっているACアダプタをTNCのユーザーが受取っているかどうかわかりませんが、一度確認された方が良いと思います。  ACアダプタに記載されている規格銘板で区別が付くようです、詳しくはイー・アクセスの「住友電気工業社製ADSルータ型モデムTE/4C用電源アダプタ交換のお知らせ」のページで確認し、必要に応じてTNCに相談されたほうがよいでしょう。

 

こちらのタイプは問題ありません。
 規格銘板には次のように書かれております。

   AC ADAPTOR
--------------------
 入力:AC100V 50/60Hz
 出力:AC 9V 1500mA
  ▽  61-17083
---------------------
 TM-480915
  MADE IN TAIWAN



 
 モデムがカチカチ鳴る・インターネット接続が時々止まる

8M契約の場合、または640K/1.5M契約であってもNTT局舎から遠い場合はモデムの接続が切断されることがあります。モデムがカチカチ鳴っているのはモデム内部のリレーが動作する音で回線が切断、再接続されたときに音が聞こえます。もちろん、切断、再接続には1分程度の時間がかかりますのでその間はインターネット接続が中断されます。 切断状況を確認するには、こちらの”リンク速度の 確認方法”を参考にしてください。

ユーザー側ではこちら”ADSLランプが点滅を繰り返す”を参考にして、モデムの配線、設置環境を再確認した方が良いでしょう。また、解決できない場合はDIYヘルプセンターに相談しましょう。 回線調整などにより改善することが期待できます。


 
 ADSLモデムに接続するハブにアップリンクポートがあるのかわからない、または無い

アップリンクポート(カスケードポート)が装備されていないハブと接続する場合はクロスケーブル、それ以外の場合はストレートケーブルを使用します。

わからない場合は次の手段でケーブルのタイプを確認すると良いでしょう。
 1)ADSLモデムとPCをLANケーブルで接続して、両者の電源をONにする。
 2)正常にインターネット接続ができることを確認する。 この時にADSLモデムのLANランプは点灯します。
 3)これで、今使用したLANケーブルはストレートケーブルであることが確認できました。
 4)次に、ADSLモデムとPCの電源をOFFにする。
 5)ADSLモデムとハブを先程のLANケーブルで接続して、両者の電源をONにします。
 6)ADSLモデムのLANランプが点灯すればLANケーブルが正しく接続できたことになります。
   この場合はストレートケーブルが正しいLANケーブルであることが判明しました。
   点灯しなかった場合はクロスケーブルを利用してください。

 


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